ChaChaCha が描く、お茶の未来

 

ChaChaCha が目指しているのは、お茶や茶園の魅力や面白さをたくさんの人々と共有しながら、静岡のお茶のある風景に活気を生み出すことです。

お茶づくりにまつわる産業は、他のほとんどの農業と同じく、賑わいを失いつつあります。地域の高齢化や担い手不足、手間のかかる工程。様々な理由が重なり、茶業を廃業する人々が後を絶えません。

しかし一方で、日本茶は日本人の生活に根付いている大切な飲み物です。近年では海外からも注目を集めています。

「日本の美味しいお茶を求めている人はきっといる。」
そう信じて、ChaChaCha はお茶の美味しさや面白さを国内外に届け続けます。

ChaChaCha が届けたいお茶の世界

ChaChaCha を立ち上げたのは小さな茶農家の親子です。2人の生活の周りには常に茶畑が広がり、お茶づくりに携わる人々がいました。飲み物としてお茶を楽しむだけでなく、もっと広いお茶の世界と関わりを持ってきた背景から、それらをより多くの人と一緒に楽しみたいと思っています。

ChaChaCha の活動の中心は茶園にあります。茶園はお茶の木を育て茶葉を収穫する、お茶の原点となる大切な場所です。

お茶は多くの人の生活に馴染んでいる一方で、茶畑や茶園を身近に感じる人は少ないのではないでしょうか。そこでChaChaCha では、茶園の中で迷子になって楽しむメイズを作ったり、お茶摘みイベントを開催したり、「遊びに行きたい」と思ってもらえるよう工夫を凝らした茶園づくりにこだわっています。茶畑ではなく「茶園」と呼んでいるのも、そのためです。

また、茶園近くに滞在できる宿泊施設、茶道や抹茶ラテ作り体験といった味わうイベント、気軽に立ち寄れるティースタンドなど、茶葉の販売以外にも色々なかたちでお茶と関われる場を設けています。

 

 

お茶づくりを支え、お茶に支えられる地域のかたち

お茶づくりは一人ではできません。茶葉栽培から飲み物としてお客様の手に渡るまでの間には、たくさんの人々がその工程の役目を果たしながら関わっています。

特に静岡のような茶産地においては、お茶づくりが地域のアイデンティティとして人々を繋いできました。茶業が賑わい地域に活気が生まれる、そんな時代もありましたが、現在ではその雰囲気を失いつつあります。

静岡の茶業に携わる多くの人が活き活きと働き、地域に住む人々が未来に希望が持てるようになったら、これほど嬉しいことはありません。